がまぐちポーチを作り始めました

ハンドメイド日記

こんにちはハンドメイド・暮らしを楽しむ『ドゥドゥピトゥ』です。

現在、minneでアクセサリーや小物の販売をしています。

次の新作に選んだものは、ジャガードなどのおしゃれな布を使った大人かわいいがまぐちポーチです。とても使いごこちがよくお気に入りの作品です。

まもなく販売予定です。

がまぐちポーチを作り始めました

がまぐち

↑がまぐちの口金を使ったポーチはとっても使いやすいです。

パチっと口金をひねると、

一瞬で口がガバッと開きます。

中身がとても見やすく、バックの中の小物整理にとっても便利です。

以前、お友達からがまぐちポーチをプレゼントされたことがあり、それがとっても使いやすかったので、私も作ってみようかなと思い立ちました。

今回、minneで販売するにあたり、まずは試作品を作ってみることに…

がまぐちの口金の大きさに合わせて型紙を作ります。

口金のサイズを正確に測り、紙に合わせたら、

口金のサイズのバランスを考えながら、深さや幅などを決めます。

まちの幅を広くとる場合は、縦の長さを長めにします。

口金

口金

↑口金も色々あり、悩むところですが、最初のがまぐちはやっぱりシンプルな形がいいかな〜⁈

同じサイズの形の口金でも、色や素材、メーカーによっても使い心地、お値段も様々です。

小さめなバックにも入れやすいように、大きさを考えながら、

お化粧グッズや小物類が入るようにある程度の大きさになるようにしました。

口金の形はもちろんですが、

縦の長さや、

横の長さ、

まちの幅、

この部分を変更するだけでも、印象がかなり変わります。

生地選び

ジャガードの布

↑布小物を作るうえで生地選びは、とても楽しい時間です。

表地の素材や質、柄や色によっても出来上がりの印象は変わります。

トプ画でもご紹介したがまぐちは今月に入って仕上がった試作品です。自分用⁈(笑)

小花柄のジャガードの布を使用しました。

厚みがありとてもしっかりとしています。

ジャガードは機械で作られた刺繍のような布でとても高級感があります。

今回、minneで販売予定のがまぐちは、試作品と同じ布でフランス製のジャガードの布やスペイン製のトワル・ド・ジュイをモチーフとした輸入ファブリックなどを使い製作しました。

トワル・ド・ジュイの小話

↑少し余談になりますが…、上のがまぐちはトワル・ド・ジュイをモチーフにした布を使用しました。

私の好きな布でもあるトワル・ド・ジュイ。

トワル・ド・ジュイとは17世紀、フランスのジュイの町でオベルカンフ氏によって製造されていたとても肌触りの良い美しい布のことです。

マリーアントワネットもこの布をこよなく愛したと言われております。

私がトワル・ド・ジュイを知ったのは今から20年ほど前。

以前の私はそんな歴史ある布のモチーフとは知らず、購入して使っていました。

当時、購入した雑誌にも特集され、春夏のパリコレでも使用されていました。

そんなトワル・ド・ジュイをモチーフにした布は現在でもフランス国内外を問わず、多くのファブリックメーカーで取り扱っています。

ふと、オベルカンフ氏が亡くなった後に衰退していった当時の本物のトワル・ド・ジュイはどうなったのか⁈気になり、調べてみました。

この愛された布『トワル・ド・ジュイ』の歴史を紐解いていくと、ますますトワル・ド・ジュイに魅了されてしまいます。

フランスのパリ近郊の町ジュイ=アン=ジョサス( Jouy-en-Jonas )にある『トワル・ド・ジュイ博物館』

に当時の生地が展示されています。↓

トワル・ド・ジュイ博物館

当時のデザイン版や織り機は『シャール・ブルジェ社』が大切に保管されているようです。

そして当時の技術を再現するように、今もなお生地を作り続け、現在では王室などの御用達生地メーカーと継続しているようです。

こちらはその生地を取り扱うお店です。→『アトリエ・マリー=ルイーズ』(オンラインショップ)

裏芯

ハンドメイド

↑しっかりとしたがまぐちの形や張り感を出すためにも、表地はある程度の厚みのある素材を選びます。意地が薄めの場合は、厚めの裏芯を貼ります。

美しい張り感を出すためにも裏芯にもこだわっております。

裏芯もお値段はピンキリです。

表地によっては裏芯の方が高い…なんてこともあります。

しなやかな張り感を出すためには、裏芯の選び方も重要になります。

表地が薄い布、厚い布、ウール素材などの凸凹している布などによって使い分けます。

基本的にはアイロンの熱で表地の裏に貼り付けますが、アイロンをかけられない布には裏芯がシールになっているものを使用します。

表地に裏芯をアイロンで貼る場合は、生地によってはアイロンの熱で縮む場合があります。

表地は、裏芯を貼った後に裁断をするか、少し大きめにカットしておきます。

裏芯をつけることで表地にシワができにくく、丈夫になります。

ちょっとした一手間ですが、作品の仕上がりがグッと良くなります。

がまぐちの内布

がまぐち

↑がまぐちの内布は、バックやお財布などに使用される内布用の生地もあるのですが、

今回は、内布にも高級感をだすためにこだわりました。

表地にも使用できる木目調の輸入ファブリックを内布に使用しました。

この木目調の生地は品のある光沢がとても素敵なんです!

がまぐちの中のポケット

がまぐち中布

がまぐちの中についているポケット、小さなものが多いと思うのですが、あえて大きくして、小物がたっぷり入る形にしました。

底まで入るように作ったので、ポケットからこぼれにくいです。

ポケットというよりは仕切りという感じかな⁈(笑)

ラッピング

通常のラッピングはこんな感じです。↓

ラッピング

贈り物にもできるように、箱を使ったラッピングもご用意しました。↓

ラッピング

中はこんなふうになっております。↓

ラッピング

最後に

minneのトップページにある『読みもの』の中に『【連載】minneスタッフの「かばんの中身」』というコーナーがあるのですが…

私、このコーナが大好きなんです!

みんな個性豊かで、見ていて楽しいですね。

こちらです!→https://minne.com/mag/tags/かばんの中身

今回、私もこの「かばんの中身」をまねて、

『DouDou Pitou』の作品を交えて写真を撮ってみました(笑)↓

かばんの中身
いかがでしょうか⁈ お財布も一緒に…撮り忘れました!

こんな感じで、かばんの中を整理して、自分のお気に入りを持ち歩けると少しだけ楽しい気分になりますよね!

日によって入れ替えてみるのもいいですね。気分も変わるかな⁈

みなさんもご自分のお気に入りグッズでかばんの中を整理して、小さな楽しみを見つけてみませんか?

次のブログはこちらです。→https://doudoupitou.com/christmas-wreath2021/