こんにちは。ハンドメイド・暮らしを楽しむ『ドゥドゥピトゥ』です。
ソーイング初心者の方へ!
さ〜何から作る?
簡単かわいい小さな手しごととしておすすめしたい布小物をご紹介します。
鎌倉の『CHECK&STRIPE』で購入した、リバティの布を使って、
ポケット2つの、大人かわいいティッシュケースを作ってみました。
作り方は図や写真で丁寧に解説しています。
ビーズ刺繍やレースを付けて、さらに可愛くアレンジ!
何から作ろう⁈
と考えている方、ぜひ作ってみてくださいね。
はじめに
一枚のリバティの布を折りたたんで、
ビーズやスパンコールで刺繍し、
2ヶ所縫って2回ひっくり返すと出来上がり。
縫い目も見えなくなるので、とってもきれいに仕上がります。
布を『山折り』、『谷折り』と折るところが少し分かりにくいかもしれませんが、
コツをつかむと簡単にできるようになります。
作る前に材料をそろえましょう。
おすすめの布屋さん・手芸屋さん
◎CHECK&STRIPE https://checkandstripe-onlineshop.com/
◎HOBBYRA HOBBYRE https://www.hobbyra-hobbyre.com/c/100/442/442_3
◎SWANY Online Shop https://www.swany.jp/
布の選び方
作品の第一印象は、ほぼ布で決まってしまうくらい大切です。
柄だけではなく、質感も大事にしたいですね。
- ↑上の図の①は、布の柄の上下がはっきりと分かるものです。例えば、お花ですと茎の方が下になります。これが逆や横になると、基本的には作品としてNGです。大きな柄だと目立ちます。例えば、今回のように一枚布で作る場合は、蓋の部分が裏にかけて繋がっているため、裏は逆さになります。正面は逆さにならないように、布を折るときに気をつけないといけません。(注意するポイントは、蓋の中心の柄の向きです。)
- ②は細かい柄で、上下が無い布です。初心者には扱いやすい布です。今回、ビーズ刺繍をする場合は、小花柄がオススメです。
- ③は柄としては布の上下が無いもの、一見すると初心者にも扱いやすいと思われるかもしれませんが、布小物を作る場合、裁断する場所によって、布のデザインが分かりにくくなってしまいます。また、作品にもよりますが、大きな柄は、縫い合わせ部分に、柄合わせが必要になる場合もあり、扱いが難しいです。
- 初めは無地や小さな柄で上下のないものが良いと思います。素材も色々ありますが、慣れるまでは、綿素材がオススメです。1mが300円代ぐらいから1000円ぐらいが一般的です。ちなみにリバティの布は1m約3500円と通常の布の3〜10倍と高いですが、長綿花特有の滑らかな肌触りと、リバティならではの微妙な色使いと品格で、高級感があります。いくつか作って慣れてきたら、リバティの布で挑戦してみるのもいいですね。
- ↑上の図の④について、布にはみみ(ほつれないようになっている部分)が付いています。そして、型紙には矢印「↕︎」がついています。これはこの矢印をみみに平行に置くという意味です。
- 今回のティッシュケースの布は『縦81cm×横14cm』、一般的な布は110cm幅で10cm単位で販売しています。無地や小さな柄で上下の無いものでしたら横に型紙をとっても大丈夫です。その場合、布を『20cm』購入すると足りますが、中途半端に布が余ってしまうので30cm購入して2つ作るのもいいですね。
- ただし、上下に柄が流れているものや、布の質が縦と横や上下で違うものは要注意です。⑥のように、矢印をみみに平行にとるので、布は『90cm』必要になります。
材料
- 布(リバティなど)・・・81cm(縦)×14cm(横)
- レース・・・14cm *付けない場合は不要
- スパンコール・・・少々(約10個)*刺繍をしない場合は不要
- ビーズ・・・少々(約30個)*刺繍をしない場合は不要
- 糸(普通地用 ミシン糸#60)
今回の道具はこちらを参考にしてみてくださいね。↓
作り方
①↑上の図を見ながら、布を縦81cm、横14cmにカットします。
その際、「ロータリーカッター」と「ものさし」を使うときれいにカットできます。
②「①」のカットした布を「山折り、谷折り」と折りながらアイロンをかけると「a」の写真のようになります。↓(紙を使って説明)
柄の向きがある場合は上の図で見ると柄が逆さ向きになります。
裏表もご注意ください。
ビーズ刺繍
③「a]の写真の状態から、蓋をパタンと閉じると「b」の写真のようになります。↓
この状態から位置を確認して、刺繍、ビーズ、スパンコールなどを使って縫い付ける。
ビーズの数を5個にしたり、1個にしたりと変えてみるのも良いですね。
◎↓①〜③を繰り返してビーズとスパンコールで刺繍する。
レースを付ける
手縫いの場合は、糸の色を刺繍糸を使って、銀色にしたり布の色に合わせた糸にするのもいいですよ。
布を縫う
布を縫う時は、下の図の順で布を中表にします。↓
①↓
②↓
③↓
④↓
⑤「④」の中はこんな感じになっています。↓
⑥↓
◎↓縫う時のポイントはティッシュの取り出し口のところをきちんと揃えることです。
2ヶ所縫うと、こうなります。↓
端5mmぐらいを折ってアイロンをかけます。(刺繍の所はアイロンをかけないように!)
布を表にひっくり返す
ミシンで2ヶ所縫って、アイロンをかけたら、いよいよ仕上げです。
裏側になっている布を2回ひっくり返す作業をします。
⑦まず一回目、ひっくり返します。↓
1回目、ひっくり返すとこうなります。↓
↑こちらはテッシュケースの内側です。外側はこんな感じです。↓
⑧次は2回目のひっくり返しです。↓
⑨2回ひっくり返すとこうなります。↓
四隅の角をまち針で引き出しきれいに整える。
刺繍以外のところをアイロンをかけたら出来上がりです。
中はこのようにティッシュ入れと2つのポケットがあります。↓
まとめ
今回はリバティの一枚布を使った『ティッシュケースの作り方』をご紹介しました。
ソーイング初心者の方がおさえておきたい、
きれいに仕上げる基礎の部分がたくさん入っているので、おすすめの作品です。
きれいに仕上げるコツは・・・
- サイズを正確に測る。
- 布を折りながらアイロンをかける。
- ティッシュペーパーの取り出し口を揃える。
- ひっくり返す前に両端を折り、アイロンをかける。
- 四隅の角をまち針を使って引き出す。
- 仕上げに、丁寧にアイロンをかける
最初に布をカットしたら、折り紙のようにサイズ通りに折ってアイロンをかける。
折る場所が分かりにくいようでしたら、「消えるチャコペン」で線を書いても良いです。
中表にし、両端をミシン、又は手縫いで縫い、2回ひっくり返したら出来上がりです。
シンプルな仕上がりならこれだけでもOKです。
ゆっくり丁寧に、仕上げてくださいね。
飾り付けでビーズ刺繍やレースなどを付けると、かわいらしく素敵になります。
また細い作業が入ることで高級感も出ます。
細かい作業が苦手・・・という方は、タグやアイロンで付けられる刺繍のアップリケもオススメです。
『CHECK&STRIPE』で購入したアップリケやタグです。
かわいいですよね。↓
他にも色々あります。
タグが付いているだけでも完成度が上がりますね。
フランスのレース
今回使用したレースは、フランスで購入したビンテージのレースです。
いつも姉が日本に帰って来る時に購入してきてくれます。
たかがレースですが、私には宝物なんですよ(笑)
以前はこのようなレースは比較的簡単に購入することができたようですが、
今では状態の良いものを探すのはかなり大変とのこと。
ここでちょっと、レースを比較。
日本の手芸屋さんで売っているものと比べて見てみましょう。↓
↑上から3本は日本のレースです。
一番上とその下は1m100円代ぐらいのものです。
糸も太めですね。
上から3番目のレースは日本のものですが、
フランスのビンテージ風なものを探して購入したものです。
1m300円〜400円と少し高めです。
このレースは何件もの手芸屋さんをみて周り見つけたものです。
糸も若干細めですが、それでもフランスのビンテージレースと比べると繊細さは劣ります。
やはり、ビンテージレースは時代を感じる風合いと繊細な作りに見入ってしまいます。
もしも100年以上前のものであればアンティークレースと言えるのですが、
その見極めが私にはなくて残念。
それでもこのレースを作るには高度な技術が必要である、ということだけは分かります。
フランスのレース(歴史)、ご興味ある方はこちらへ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/フランスのレース
最後に
最近、我が家でハマっているコーヒーをご紹介します。こちらです。↓
このコーヒー『ハチミツとマカダミやナッツ』の香りのコーヒーです。
他にもキャラメルの香り(こちらも同じくらい美味しいです)などありました。
いつものコーヒー味とは違って、たまにはフレーバーコーヒーも美味しいですよね。
こちらのコーヒーは成城石井で購入したものです。
198gで1100円ほどと、いつものコーヒーよりは高めですが、それでも20杯弱は飲めますよ。
ちなみに、いつものコーヒーは成城石井のフレンチロースト←濃いめに入れてカフェラテにすると美味しいです。
豆のまま買ってきて入れる時に豆をひきます。
とっても香りが良いですよ。
部屋いっぱいに広がるコーヒーの香り、
とっても癒されます。オススメです♡
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