こんにちは、ハンドメイド・暮らしを楽しむ『ドゥドゥピトゥ』です。
今回は海外に住む家族が、パリの14区で行われたワークショップを体験した話です。
『Teinture naturelle 』は日本でいう草木染めのことです。
植物を使用して簡単に布や服を染めるワークショップは自然素材の染料なので、色もとてもナチュラルで素敵です。
もくじ
フランス パリで草木染めを体験する
↑今回のワークショップはパリ14区・限定8名の無料イベントで2ヶ月前から14区在住の友人が申し込んでくれたようです。
みんな思い思いの布や服を持ってきて好きな色に染めたようです。
子どもも参加でき、賑やかで楽しそうですね。
顔料と染料
↓草木染めの顔料や染料についての違いなどわかりやすい記事を見つけましたので、シェアーします。
顔料と染料の違い→https://maitokomuro.com/md20150930/
Campeche(カンペッシュ)
↑これはCampêche という15メートルにもなるトロピカルの木です。
17世紀頃にメキシコの港Campeche から輸出されていたのがその名前の由来のようです。
↓木は硬くて、重く「血の木」と言われるように濃い赤色の染料の原料になります。
シルクを染めると茄子の色のような濃い紫色に染まります。↓
curcuma(ターメリック・ウコン)
↑フランス語でcurcuma,日本語でターメリック、ウコンと呼ばれていてカレーのスパイスにもよく使われる香辛料です。
生のものを擦り下ろして使うこともできますが…、日本だとちょっと手に入りづらいかもしれませんね。
Sophora(エンジュ)
↑フランス語でSophora 、日本語でエンジュ中国原産で新芽はお茶として飲まれるほか、蕾と種子は染料になります。
草木染め色事典よりエンジュ染め→https://maitokomuro.com/naturaldye/pagodatree-dye/
Teinture naturelle
草木染め(天然染料)はフランスでは『Teinture naturelle』 と呼ばれ、
野菜の皮、草木の根や皮を乾燥したものをお湯やアルコールで煮出して色を出します。
コットン、ウール、シルク、麻の生地などを染めます。
染めあがった布や服はどれも自然な色合いで素敵ですね。
↓11月にも同じ先生で、葉など布にプリントする有料のワークショップがあるようです。
こんな感じの染め物だそうです。↓
最後に
先日、三浦市の方に行く機会があり…、京急三崎口の付近を車で通った時に、大きな看板が目に入ってきました。
『草木染め』と書かれたその看板を頼りにネットで探してみたところ…、
とても素敵なお店に出会いました。
KAZE-KOBO
こちらのお店では草木染めをはじめ、ガラス・陶芸などのクラフト体験ができるようです。
施設内にはピザが食べられる素敵なレストランもあり、大人の癒しの空間といったところでしょうか。
私もぜひ、行ってみたいです!
それではこのへんで…。
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