こんにちは、ハンドメイド・暮らしを楽しむ『ドゥドゥピトゥ』です。
今回はビーズやビジューを使用した大人かわいいチェーンリングの作り方をご紹介します。
ハンドメイドの指輪を色やサイズを考えながら作ってみませんか?
作り方や、サイズの測り方などを丁寧にご紹介します。
工具の種類や金具の使い方を知り、初めは簡単なものから始めてみるのがオススメです!
ハンドメイドの指輪
![ビジュー](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/F589287D-4DCF-4DBB-B472-340D152D0451-1024x1024.jpeg)
スワロフスキーをご存知ですか?
スワロフスキーとは、
創設者「ダニエル スワロフスキー」によって創業された、
クリスタルのプレミアムブランドのことです。
クリスタルガラスにダイヤモンドのようなカットを施し、
美しい輝きのビジュー(フランス語で宝石、装飾品)など幅広い事業を行っています。
スワロフスキー社について→ https://ja.wikipedia.org/wiki/スワロフスキー
あの有名なヴェルサイユ宮殿のシャンデリアのパーツも、
スワロフスキーのものだったのですね。
『スワロフスキー』という名前があまりにも有名な為、
一般的にダイヤモンドのようなキラキラ輝くビジュー=スワロフスキー
と思っている方が多いのではないかと思います。
でもよく調べてみると、スワロフスキー社(ブランド名)のことだったのです。
ということは、スワロフスキー社の商品以外はスワロフスキーと呼べないことになります。
スワロフスキー社のガラス(クリスタル)のビジューは透明度が高く、
とてもカットが美しいので、ダイヤモンドのようにキラキラと輝きます。
色も豊富でクリアなものから乳白色、
オパールのように虹色に輝くもの、
マットなものなど色々とあります。
組み合わせを考えながら色を合わせるのも、楽しみのひとつですね。
手芸店などでも手軽に購入でき、↓3つの工具と金具などを用意すると
指輪やネックレス、イヤリング・ピアスなど作ることができます。
3つの工具を揃える
![工具](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/18A2AB4B-D75B-4FCB-AB47-60C09EB36F29-1024x1024.jpeg)
もう何年も使っている工具です。
ビジューのアクセサリーを作るときは、この3つの工具を使って作ります。
手芸店やネットでも購入できます。
貴和製作所(工具)→https://www.kiwaseisakujo.jp/shop/r/r580a/
貴和製作所でも色々なセットがありますが、実際に見ていいなと思った工具は、これです。
↓色もいいし、使いやすそう!
何より専門店で取り扱っているものなので間違いないかなと思います。
『工具3点セット ブルー』→https://www.kiwaseisakujo.jp/shop/g/g61971103/
私もこの工具欲しい‼︎ 次、買うならこれかな〜っと思ってます。
スワロフスキーの指輪
スワロフスキーのクリスタルやビーズを組み合わせて、
チェーンを使った指輪を作ります。
色は好みにもよりますが、
私はスワロフスキーやビーズなどの色合いをある程度揃えて、
マットなものや透明感のあるもの、
オーロラのように虹色に輝くものなど、
質感に変化をもたせて、品良く組み合わせるのが好きです。
材料
![指輪の材料](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/9346FC77-0ACF-4948-BC89-9906D26D63D8-1024x1024.jpeg)
↑このような材料を用意します。
こちらで購入できます。↓
- 貴和製作所→https://www.kiwaseisakujo.jp/shop/default.aspx
- 私が貴和製作所で購入した36点も参考まで。→https://doudoupitou.com/kiwaseisakujo/
作り方
①
![](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/691BB3D0-F02F-448B-8B84-C768AB39AE1B-1024x1024.jpeg)
![](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/889835DF-1837-4657-AFE3-ABE8132624F4-1024x1024.jpeg)
- 3㎜ほどのスワロフスキーを石座にセットして、4つの爪を内側に折り固定する。↑
- 小さい石を石座に固定するのは少し難しい作業ですが、コツは平やっとこでスワロフスキーを軽くつまみ、石座の中にまっすぐなるように、そっと置きます。
- 軽く爪を1つ折ったら、その対角線状の爪を折ります。このようにバランス良く爪を折らないと、すぐに石がぐらついてズレてしまいます。4カ所爪を軽く折ってから、しっかり固定します。
②
![](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/061301B0-F3FB-416D-8555-22C0E72D26A9-1024x1024.jpeg)
![](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/B553EFD8-4253-4674-883E-E434A242D0AF-1024x1024.jpeg)
- 大きいスワロフスキーも石座に固定する。↑この石座は裏側が円すいのようになっていて、裏が見えてもキレイなタイプです。こちらは内側に接着剤を使って固定します。
(接着剤はこちらがオススメです。↓ホームセンターや手芸店、貴和製作所などで購入できます。)
![ボンド](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/D5EC8A00-B846-49F8-B3C5-48128780A603-1024x1024.jpeg)
スワロフスキーの石座を購入するときの選び方。例:↓
![スワロフスキーと石座](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/FD884A09-68D5-429F-B248-307FFD8492FB-1024x1024.jpeg)
↑例えば貴和製作所では商品番号の横に番号(下の写真では「#1088 SS39」)があるので、その番号が同じものを選びます。メーカーによって表示方法が異なるかもしれませんので、お店の方に確認した方が安心ですね。
③
![Tピンとガラスビーズ](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/C4F82780-8AB9-4D9D-8198-60B21531681B-1024x1024.jpeg)
- Tピンにビーズを通す。↑
④
![Tピンとガラスビーズ](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/51090B7B-FADF-4C0E-A02B-DAD4D695C9FB-1024x1018.jpeg)
- Tピンを7㎜残して、ニッパーでカットする。↑
⑤
![Tピンとガラスビーズ](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/3BB5FB60-3112-417E-92B0-06F99C210338-1024x1024.jpeg)
- ビーズから出ているTピンを外側に折る。
⑥
![ペンチとガラスビーズ](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/453E37A5-602E-4A28-82CD-343DF2C77209-1024x1024.jpeg)
- 外側に折ったTピンを、丸やっとこを使い内側に向かって丸める。コツは、丸やっとこの先端部分の丸みを上手く使う事です。
Tピンの丸めるポイントは↓
![Tピンの使い方](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/3264246A-6092-47E4-AC9F-3E05735C6D3D.jpeg)
⑦
![ビジューの組み合わせ](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/D5CFFDAB-7734-414C-A28D-08677446B923-1024x1024.jpeg)
- 前後に開いたCカンに「①②⑥」を上の写真のように付ける。↑
- ポイント! Cカンの使い方↓
![Cカンの使い方](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/2B6E3DAA-B331-4C06-8420-9F65E06111FD-1024x1024.jpeg)
⑧
![チェーンにビジューを付ける](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/7F1F9BFE-D92A-402D-B3B4-0B063D00C0F5-1024x1024.jpeg)
- ↑大きいスワロフスキーの後ろ側になるように、Cカンにチェーンをつける。チェーンは半分ぐらいのところに取り付けます。
⑨
![Cカンを閉じる](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/2E3B49C0-CD97-4654-A661-6660B9DEA9BF-1024x1024.jpeg)
![ビジューの取り付け位置](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/1E7554F6-FFFE-4421-9BB4-D455A332A938-1024x1024.jpeg)
- Cカンに『小さなスワロフスキー』→『ビーズ』→『大きなスワロフスキー』→『チェーン』と通して閉じるとこんな感じになります。
⑩
![Cカンで繋ぐ](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/8941D9A2-99F9-4F7D-A080-40EAE9C4DF1E-1024x1024.jpeg)
- チェーンを少し大きめに指のサイズに合わせ、ニッパーでカットします。両端に小さなCカンを通し輪になるようにする。
⑪
![Cカンで閉じる](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/135BB539-6E0B-417A-B8C5-1A4C39308F96-1024x1024.jpeg)
- 小さなCカンを閉じて指にはめてみます。指輪がクルクルと回ってしまうようなら、チェーンをカットして少しずつ調整します。
⑫
![ビジューの指輪](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/BEE012C0-9919-482B-973E-16BFA30EDDD7-1024x1024.jpeg)
- 出来上がりはこんな感じになります。↑
金具の使い方や道具の使い方など、アクセサリー作りの基本が入っています。
これからアクセサリー作りをしてみたい!と思っている方にはオススメです。
指輪サイズの測り方について
自分の指のサイズってわかりますか?
今やネットでのお買い物は当たり前の時代、
でも・・・指輪ははめてみないとちょっと不安ですよね。
指輪のサイズの測り方は下の写真のような道具を使って測ります。
↓左側のリングには 1号サイズ〜30号ぐらいまでのサイズがリングに刻まれています。
リングに指を通して、
自分の指に合うリングに刻まれているサイズを見ます。
右側のリングゲージ棒は指の周囲を紙などで測り、
その紙を巻き付けてサイズを確認したり、
今使っている指輪がどのサイズかをはめて確認します。
このような道具はAmazonなどで購入することができます。
指輪ゲージ・リングゲージ棒などで調べると出てきます。
値段も2つ購入しても1000円代からあります。
![指輪の計測道具](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/BA430676-2254-490A-8E3C-C272B3992EA5-1024x1024.jpeg)
リングゲージ棒に刻まれている数字に注目!↓
![指輪の計測道具](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/FAFB8655-5066-4FEF-8A7B-A3EA3AE29EC7-1024x1024.jpeg)
↑左側の黒で刻まれている数字が、指輪のサイズです。
右側の赤で刻まれている数字は指の周囲です。
つまり、10号サイズは周囲が50㎜、
11号サイズは51㎜、
12号サイズは52㎜、・・・となります。
大きなサイズ以外は基本、
10号サイズの50㎜を基準に±1ずつ増減します。
指のサイズは1日の中でも状況などで違います。
例えば、朝は浮腫んでいて指輪が入りにくかったり、
寒いときは指輪がゆるくなったりとサイズも微妙に変化します。
また指輪の太さでも、はめやすかったり、はめにくかったりします。
指輪を選ぶときは指輪がクルクルと回らない程度に、
少しゆとりがあるものを選びたいですね。
指輪ゲージやリングゲージ棒を使わないで指のサイズを測る場合は・・・↓
下の図のように指の太い部分の周囲をピッタリと測り、
物差しで〇〇㎜と確認します。
上のリングゲージ棒を参考にすると、指輪のサイズが簡単にわかります。
例えば50㎜なら10号サイズになります。
![紙で指のサイズを測る](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/D5C1DA08-0A2E-4D54-872E-DD700C983ABC-1024x614.jpeg)
まとめ
今回は、スワロフスキーのことにも少し触れながら、
美しい輝きのスワロフスキーを使って
簡単な指輪の作り方のご紹介をしました。
アクセサリー作りの基本、CカンとTピンの金具の使い方を覚えると、
色々なアクセサリーを作ることができます。
アクセサリーに使う工具は、
基本的にご紹介した3つがあればできます。
材料も小さいので場所も取らず、簡単に始めることができます。
是非チャレンジしてみてくださいね。
材料の収納
↓材料はこんな感じに、分類すると作業がしやすいです。
![材料の収納](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/88585177-BC36-44A2-8D8A-EDC66DECCFC1-1024x1024.jpeg)
スワロフスキー、ビーズ、金具、その他と分けています。↑
![ビジューの収納](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/C16A6A7F-8CA9-4EDA-AE23-31C89C1961EB-1024x1024.jpeg)
これはセリアで購入した入れ物ですが、とても使いやすいです。
「made in Japan」ですよ!
100円ショップで購入できるなんてすごい。
それぞれ材料の商品番号や、単価などが細かく分かるようにする為にも、
↓このようにファイルに整理してます。
これは無印の名刺を整理するためのファイルです。
ファイルは少し高くても無印がおすすめです。
表紙や中のビニールの袋が少し厚めなので扱いやすいです。
材料は、実際にお店で見てから購入します。
スワロフスキーやビーズなどは、
ネット上で見るのと実際の色味は微妙に違っていることがあるので。
↓こうして1つだけ材料を袋に残して、ファイルしておくと、
実際の大きさや色味や商品番号が分かります。
次回からはネット注文しやすくなります。
![金具の収納](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/419F8765-3B71-4E39-BD1C-CACA9B26502C-1024x1024.jpeg)
最後に
バレンタインデーにおすすめのチョコレートです。↓
![チョコレート](https://doudoupitou.com/wp-content/uploads/2021/02/AE3AAE80-A6E7-4534-9A45-2BACF8C90902.jpeg)
『GATEAU FESTA HARADA』
こちらは『GATEAU FESTA HARADA』のバレンタインデー用にセレクトされたチョコレートです。
生クリームとバターのガナッシュをチョコでコーティングしたシンプルなデザインのチョコレートです。
中は生チョコのように滑らかな柔らかいガナッシュで、一粒の大きさにも満足感があります。